について
TAKTは、人と地球が互いに恩恵を受けられるような持続可能かつ透明性のある革新的な方法で、より多くの人々に、高い品質と優れたデザインを兼ね備えた製品を提供することをミッションとしています。
家具製造におけるこれまでの常識を再検証し、洗練したアプローチで、既に世界中において製品が販売されています。
Danish Design with Global Outlook
TAKTは、「優れた機能性と美しさを兼ね備えた製品をすべての人々に」というデンマークデザインの伝統的思考に改めて着手しこの理想の復活に力を注いています。
優れたデザインは、過去、現在、未来と常に対話しているものでなければなりません。つまり、過去の経験の積み重ねと現代の生活に合ったデザインが出会い、同時にこれからの時代を見据えたものでなければなりません。
TAKTはより持続可能な未来のために、家具の製造から配送、販売、消費をリデザインすることで、これを実現できるよう努めています。
Slow Craft Meets Modern Tech
TAKTでは、生産のあらゆる場面においてクラフトマンシップが存在します。
高いレベルの工業生産は、伝統的なクラフトマンシップからの自然な延長線上にあるべきで、素材への感性や敬意を失うことなく、コストのかかる手作業の工程を工業機械が慎重に引き継いだ時に生まれます。
そしてこれらは、職人の長年の経験と、素材の特性、可能性、または限界に対する深い理解がベースとなっています。
デザイン、プロトタイプの開発、生産段階で行われる対話やつながりは非常に重要であり、製造工程のあらゆるレベルで高い知識と洞察力が必要となります。
デザイナーと製品の生産工程をつなぐ存在としても、現代のクラフトマンシップを体現した職人の存在がTAKTのものづくりには欠かせません。
Live Sustainably
ライフスタイルの変化とともに、日々の暮らしを支える新しい家具やデザインへのニーズは進化し続けています。
TAKTもまた、日常生活の改善のために新しい家具をデザインすることを継続していくべきだと考えています。それにはより細心の注意を払った、異なる生産、配送、消費の方法を考えていく必要があります。良いデザインは、私たちの暮らしに喜びと存在感をもたらし続けなければなりません。
TAKTは、行っている取り組みを明確に説明していくことを目指しています。TAKTが販売するすべての製品は、100% EUエコラベル認証を獲得しています。
また、素材となる木材は、自然環境、そこに生息する野生動物の生態系の維持、そして森林労働者の労働条件のバランスも配慮したうえで、自然に再生する時間が与えられた持続可能な森林からのもののみを使用しています。
木材の塗装には、天然オイル、または水性ラッカーのみを使用することで、不必要な化学物質を使用せずに木の繊細な構造を強調しながら、製品を耐久性に優れたものにしています。製品はリサイクルのための適切な材料に分解でき、摩耗したパーツは交換ができます。
All products are properly eco-labelled
すべての家具は EU エコラベルの認証を受けており、FSC認証およびその他の管理された持続可能な森林の素材を使用して製造されています。
EU エコラベルは、材料の調達、生産、修理可能性、およびリサイクル可能性における持続可能性へのトータル的な取り組みを検証しています。
TAKT is a Certified B Corp
TAKTはBコーポレーション認定を受けています。
Bコーポレーション認定とは、透明性、責任、持続可能性、パフォーマンスにおいて最高水準の基準を満たす企業であり、利益と目的を両立するためにビジネスだけでなく社会と環境にも価値を生み出すことをコミットとしている企業であることを証明するものです。
TAKT Eco System Design Principles
TAKTは、家具の使い捨て文化を打ち破ることに取り組んでいます。 良い家具は大切に育て、次の世代に引き継ぐ価値があります。
TAKTの家具は循環性を考えて設計しています。10のTAKTエコシステム設計原則が多面的な循環性をサポートしすべての製品設計の基礎となっています。
TAKTのコンポーネントベースのアプローチは、梱包のボリュームを抑え、すべての部品を完全に修理可能にするため、アップグレードが可能です。そして、最終的には適切なリサイクルのために材料を単一材料に分解できるようにしています。
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1
Be truly useful
本当に役に立つものであること。
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2
Must have clarity in design
理解されやすい明確なデザインであること。
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3
Have presence and personality
存在感と個性があること。
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4
Be made from good and honest materials that age with beauty and have minimal environmental impact
経年変化が美しく環境への影響が最小限に抑えられる、良質な素材で作られていること。
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5
Be constructed for durability
耐久性を考えて構築されていること。
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6
Have traceable and certified manufacturing and material sourcing
追跡可能で認定された工場での生産と材料調達を行うこと。
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7
Be packaged for minimal environmental transport impact and damage
輸送による環境への影響と損傷を最小限に抑えるように梱包されていること。
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8
Be delightful to assemble by the user
ユーザーが楽しく組み立てられること。 -
9
Be easily repaired by replaceable components
交換可能なコンポーネントで簡単に修理できること。
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10
Be properly recyclable by disassembly into key materials
リサイクル可能な材料に分解することができること。
Climate Compensated Products
TAKTでは、多面的なアプローチでCO2排出量を削減しています。素材、生産、輸送、使用、廃棄に至るまで、各製品のライフサイクル全体におけるCO2排出量の透明性を確立しており、日々それらを削減するために取り組んでいます。
また、ネットゼロを目指すため、大気から直接炭素を取り除く活動に投資することで、残りのカーボンフットプリントをオフセットしています。
TAKTのアプローチは、2020年にオックスフォード大学が発表した「The Oxford Offsetting Principles」に沿っています。
Perpetual Sustainable Design
TAKTは家具の使い捨て文化を打ち破ることに取り組んでいます。不必要な廃棄物を発生させ、多くのエネルギーを必要とし、環境を汚染することにつながるからです。
良い家具は大切にされ、次の世代に引き継がれる価値があります。
家具の有用性を維持するために必要な天然資源の量を考えた場合、材料をリサイクルするよりも、家具を再利用または修理して使い続ける方がはるかに優れています。これが、すべてのTAKTの家具がコンポーネントベースで、修理可能に設計されている理由です。
家具の寿命がきたら、自身で交換する適切なパーツを特定し購入することで、家具を永久に使い続けることができるのです。
Cases
TAKT社の製品が採用された事例をご紹介します。プロジェクトについてのご相談は当社info@sitwell.jpまでお気軽にご連絡ください。
Designers
Pearson Lloyd
ピアソン・ロイドは、ロンドンを拠点としたLuke Pearsonと Tom Lloydによって設立されたデザインスタジオです。
Walter Knoll, Lufthansa, Virgin, Steelcase, Kvadrat等多くの世界的企業と仕事をしており25年以上、家具やワークプレイスの製品や環境のデザインで影響力のあるデザインチームの一つであり続けています。
刻刻と変化する世界の環境と社会を理解し、解釈しようとするあくなき探求心が彼らの創作の原動力になっております。
Depping & Jørgensen
デンマーク人デザイナーのLine DeppingとJalobJørgensは、デザイン、彫刻、アートの分野で別々の活動を行いながら、2010年から共同で創作を行っています。
彼らは、デンマークのボーンホルム島のワークショップでの実験的活動から素材や構造を理解し、彼らの生み出す美しい彫刻的なフォルムを工業用機械で製造するソリューションを日々探求しています。
2015年にフィン・ユール賞を受賞しています。
Thomas Bentzen
デンマーク出身。2010年に自身のスタジオをコペンハーゲンに設立。デンマークのデザインの伝統に根ざした、職人としての経歴を持つThomas Bentzenは、シンプルで合理的、かつ機能的な製品を特徴とするデザイナーです。
彼は、常に素材の可能性と限界、そして素材の背後にある生産技術についての調査を行い、あらゆる種類のモデルを作りデザインを突き詰めていきます。
工業生産が正しく行われる事が彼にとってのクラフトマンシップそのものなのです。
Sam Hecht and Kim Colin
インダストリアル・ファシリティーは、2002年にSam HechtとKim Colinに設立したスタジオです。
彼らは、フォルムに対する深い思考と、現代的な生活に対する理解の両面から作品にアプローチをして実用性から生み出された美を作品に反映させています。ロンドン出身のヘクトは工業デザイナーとして、ロサンゼルス出身のコリンは建築家として教育を受けました。
作品は、ニューヨーク、パリ、ロンドン、ヘルシンキなど、世界各地のミュージアムに所蔵されています。Monocle誌が選ぶデザイナーズオフイヤーを受賞しました。
Rasmus Palmgren
Rasmus Palmgrenは、フィンランド出身で北欧のあらゆる国で経験を積んだ若手デザイナーです。
彼は、過剰な消費を抑制する責任をデザイナが-果たすべくクラフトマンシップの知識をベースに生産と修理に適したソリューションと構造を作ることを重要視しています。
スウェーデンのMalmstens Linköping University で家具職人としての訓練を受け、NikariとClaesson Koivisto Runeに勤務してきました。コペンハーゲンの王立デンマーク美術アカデミーで家具デザインの修士課程を修了しています。
Cecilie Manz
Cecilie Manzはデンマークの著名な陶芸家の両親のもとに生まれました。
ヘルシンキの芸術学校を経てデンマーク王立アカデミーを卒業、1998年に自身のスタジオを設立し世界的メーカーとの協業で国際的なキャリアを築きあげています。
手掛ける製品の分野は音響メーカーから洗面台まで幅広くアルミや革、布、ガラス、鉄、木材などあらゆる素材の魅力を引き出した彼女の作品には控えめな美しさと確かな存在感が両立しています。